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> 松本 浩司
(最終更新日 : 2025-04-02 10:10:35)
マツモト コウジ
MATSUMOTO Koji
松本 浩司
所属
名古屋学院大学 経済学部
職種
准教授
業績
現在の専門分野
学歴
職歴
プロフィール
メールアドレス
各種実績
著書・論文歴
学会発表
講師・講演
研究課題・受託研究・科研費
学外活動
所属学会
現在の専門分野
教育学, 教育学 キーワード(人文社会系、社会科学、教授・学習開発学)
学歴
~2008/03
名古屋大学大学院 教育発達科学研究科 教育科学専攻
2009/02
(学位取得)
名古屋大学 博士 教育博第113号 (教育学)
~2005/03
名古屋大学大学院 教育発達科学研究科 教育科学専攻 修士 (教育学)
職歴
2015/04
放送大学 非常勤講師
2015/04 ~
名古屋学院大学 経済学部経済学科 准教授
2014/04
愛知教育大学 非常勤講師
2014/04
名古屋学院大学 経済学部総合政策学科 准教授
2012/04
名古屋学院大学 経済学部総合政策学科(学科名称変更による) 講師
全件表示(7件)
プロフィール
★「高校生のための大学選びアドバイス~充実した大学生活を送るためにやっておくべき4つのこと~」を制作しました!
2018/12 Version2.0を公開しました。内容を改訂し、高校の先生方や保護者の方への解説をつけました。
参照:http://www3.ngu.ac.jp/~koji-m/shinro.pdf
私の専門は「教授・学習開発学」です。
教授・学習に関する研究は、認知科学・脳科学をはじめとして、教育学の枠を超えて進展しています。
それらの科学的知見を学際的に総合し、よりよい教授・学習方法を開発することが、教授・学習開発学の目的です。
具体的な問題関心は、以下の4点です。
第1に、創造的で多様であるとともに、他者やモノとともに行われるというひとの学びの性質をふまえて、
「文脈的教授・学習(contextual teaching and learning)」(文脈学習 contextual learningとも)を探究したり、
「パフォーマンスとしてのアクティブラーニング」(≒身をもって学ぶこと)を提唱したりして、
それらを実現する教授・学習方法の開発に取り組んでいます。
第2に、芸術的アプローチによる科学の学びです。
近年教育分野でも注目されている、パフォーマンスやワークショップは、
もともとは芸術の世界での取り組み・言葉でした。
芸術と科学とは、採用する方法論には違いがありますが、
何らかの真理を探究するという点では共通しています。
したがって、ひとが世界を理解しようとする(=学ぶ)とき、
芸術的なアプローチを使うことは有益であり、その具体的方法を探究しています。
第3に、教授・学習開発学は、
よりよい教授・学習法をより多くの教師が利用できるようにするために、
教師がもっている実践的な知識を体系化し、開発する方法を探究します。
その一環で、専門職としての教師の資質に対する新しい見方を反映した、
教師の実践に関する先行研究を総括する枠組みとして、
「ティーチングマインド」を提唱し、それを有する教師の育成について研究しています。
第4に、教授や学習に対する教師や学習者の「常識」は誤りが多く、
教師や学習者が、教授・学習に関する科学的知見を知ることは有意義です。
科学的知見に基づいた効果的な学習・訓練法(そして、それは教授にも役立つ)を普及させることも、研究課題のひとつです。
メールアドレス
著書・論文歴
2025/03/19
論文
Effects of visual art observation on technical skills in novice healthcare learners: A scoping review
[version 2; peer review: 1 approved, 1 approved with reservations] F1000Research 12,79 (単著)
2025/03
論文
視点取得に注目した美術教育の再定義に向けた試論 日本美術教育研究論集 (58),35-46頁 (単著)
2023/06
論文
医療者教育における芸術の活用―新しい教授方法としての意義 医学教育 54 (3),235-243頁 (単著)
2023/04/01
論文
学校を教師の学びの場とするために――教師の学びなくして児童生徒の学びはない 図書新聞 (3585),5-5頁 (単著)
2022/06
論文
CBAAモデルにおける実証および理論上の論点 認知科学 29 (2),270-273頁 (単著)
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学会発表
2025/02/16
芸術統合型学習の理論的追究 (芸術統合型学習シンポジウムー幼児造形、図画工作、美術教育の視点)
2024/10/06
視点取得に注目した美術教育の再定義に向けた試論 (第58回日本美術教育研究発表会)
2021/10/17
芸術統合型学習の今日的役割-学校教育改革と芸術をめぐる社会的変化 (第55回日本美術教育研究発表会)
2017/03
学生のノートテイキングから授業のあり方を考える―学生へのインタビュー調査をふまえて― (第23回大学教育研究フォーラム参加者企画セッション)
2015/07
本学学生のノートテイキングの実態をふまえたその指導方法と授業改善の提案―文系学部学生へのインタビュー調査に基づいて (2015年度第2回名古屋学院大学経済研究会)
全件表示(19件)
講師・講演
2018/11
ノートを武器に、知識の冒険に旅立とう―研究虎の巻―
2014/06
「学びの背景」や「ひとの学びの性質」から、学生の「学び」の様子を探索する
2012/06
高等学校におけるキャリア教育のさらなる展開に向けて―教授・学習開発論の視点から教科教育での取り組みを中心に
2012/01
高等学校におけるキャリア教育のさらなる展開に向けて―教授・学習開発論の視点から教科教育での取り組みを中心に
2011/06
キャリア・カウンセリングのケース・スタディ
全件表示(7件)
研究課題・受託研究・科研費
2020/04 ~
「芸術統合型学習を通じた美術教育の再定義~横断的実践調査及び質問紙法による学力分析」 基盤研究(B)
2014/05 ~ 2015/03
「現代における被服教育のあり方に関する研究」 個人研究 研究奨励金(個人)
2013/04 ~ 2015/03
「NGU教授・学習開発研究会」 機関内共同研究 学研究会・プロジェクト助成金
2011/05 ~ 2012/03
「アクション・リサーチによる大学の授業における「文脈的教授・学習」の実践開発的研究」 個人研究 研究奨励金(個人)
所属学会
2012/04 ~
日本教育心理学会
2016/03 ~
日本認知科学会
2016/04 ~
人工知能学会
2021/06 ~
日本美術教育連合
2022/12 ~
日本医学教育学会