教員データベース
教員データベースTOP
> 打越 正行
(最終更新日 : 2024-07-10 18:51:12)
ウチコシ マサユキ
UCHIKOSHI Masayuki
打越 正行
所属
和光大学 現代人間学部 人間科学科
職種
講師
研究業績
著書・論文歴
学会発表
経歴
学歴
職歴
所属学会
社会活動
社会における活動
受賞学術賞
その他
ホームページ
教育活動
研究活動
和光3分大学
著書・論文歴
2020
その他
「排除Ⅰ――不安定層の男たち」岸政彦・打越正行・上原健太郎・上間陽子編 『地元を生きる』 (共著)
2019
その他
「ライフコースからの排除――沖縄のヤンキー、建設業の男性と暴力」 『現代思想(引退・卒業・定年)』,89-97頁 (共著)
2019
その他
『ヤンキーと地元――解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち』 (単著)
2018/12/13
その他
その他(研究ノート、書評、web記事など)
「『先生かどうかわからない人』が教えてくれた他者への想像力の磨き方――いまも忘れられない大学の講義」 『現代ビジネス』
2018
論文
「つくられたしーじゃ・うっとぅ関係――沖縄建設業の戦後史」広島部落解放研究所編 『部落解放研究』 24,47-67頁
全件表示(39件)
学会発表
2019
「しーじゃ・うっとぅ関係と建設業――沖縄のヤンキーの若者たちへの参与観察から」 (沖縄国際大学南島文化研究所市民講座/2019年度協定校間国際学術交流講演会『沖縄と韓国の若者文化』)
2019
「外部における文化的再生産――沖縄のヤンキーの若者の空間感覚をもとに」 (〈生活-文脈〉理解研究会シンポジウム『ヤンキーと教育――〈生活-文脈〉から考える』)
2019
「地元から建設現場へ―沖縄のヤンキーの若者の移行過程」 (社会分析学会シンポジウム『若者の移行過程――沖縄から、公営団地から』)
2017
「夜から昼に移る――ライフステージの移行にともなうつながりの分化と家族像」 (第10回東海社会学会シンポジウム「若者・子どもの貧困を問い直す――この10年で何が継続し、何が変わったのか?」)
2016
「沖縄的共同性の外部に生きる若者たち――暴力の日常と時間/空間感覚」 (第23回子ども社会学会)
全件表示(15件)
学歴
首都大学東京 博士 (社会学)
職歴
2021/04/01 ~
和光大学 現代人間学部 人間科学科 講師
2020/04/01 ~ 2021/03/31
和光大学 現代人間学部 現代社会学科 講師
所属学会
沖縄社会学会
社会における活動
沖縄国際大学 南島文化研究所 特別研究員
特定非営利活動法人 社会理論・動態研究所 研究員
受賞学術賞
第6回沖縄書店大賞(沖縄部門) (『ヤンキーと地元』)
ホームページ
https://blog.goo.ne.jp/uchikoshimasayuki
教育活動
・2020年4月、和光大学現代人間学部現代社会学科に専任講師として着任
和光大学で担当する講義は以下の通りです。
■「質的調査法の基礎」
生活史インタビュー、フィールドワーク、参与観察といった質的調査法について学びます。レポートは、実際に質的調査法を使ってインタビューをしてもらいます。
学生によるレポートの対象者の例:
大学の清掃員のおじさん、ヤンキーになった同級生、お笑い芸人、シングルマザー、沖縄で長男の嫁になった母親、沖縄戦を生き抜いた祖父、南大東島のサトウキビ農家、漁師になった幼馴染、みかん農家、離島の若者など
■「フィールドワークを学ぶ/で学ぶ」
夏季休暇中に1週間ほど沖縄へフィールドワークに行きます。詳細は参加者の要望を聞いてから決めます(例:エイサー青年団、パイン農家、離島の子どもたちなど)。沖縄で日々起こっていること、そこに生きている人たちの生活や人生についてしっかり調べて、真剣に考える講義にしたいです。
■「現代社会学演習3(ゼミ)」
人間の行動や言葉には、そのひとなりの理由があります。それについて、実際に自分で調べてわかるように話す、書くことをていねいに行うゼミにします。
ゼミテーマは、「むかつくことについて、共有し、調べて、考える」とします。
「むかつき」を心のなかで感じたり、つぶやくことはあるけれど、なかなか他人に伝えることは難しいかもしれません。ただそのまま放置していると、いつの間にかしんどいのは自分のせいだと自身を責め始めたり、立場の異なる人びとに攻撃的になったり、限界を超えると爆発してしまうかもしれません。
ゼミでは、そのどれでもなく、しんどいことをみんなで共有します。その次に、そのむかつきを克服するのではなく、むかつきの原因について調べて、細かくていねいに人や仕組みのせいにして、むかつきから解放されることを目指します。そのために、誰かに話を聞きに行ったり、どこかで活動に参加することをすすめます。
■「教育実践論」
教員免許取得希望者向けの講義です。子どもをひとりの人間として尊重し、子どもの生活や言動をていねいに観察すること。その観察をもとに「おもしろく」、「わかる」授業をつくる力を身につけることを目指します。
この他に、「貧困の社会学B」、「現代世界入門A」、「プロゼミ」などの講義を担当します。
これまでに担当したことのある講義/授業は以下の通りです。
・「日本語」(日本語学院(大韓民国 平澤市))
・「数学」(呉港高、府中中、呉昭和高、吉浦中、東風平中)
・「英語」(伊江中)
・「国語」(大宮中)
・「文化人類学」「教養科目(社会学のものの見方・考え方)」「文化社会学A/B」「カルチュラル・スタディーズA/B」(広島修道大)
・「社会学」(専門学校 福山歯科衛生士学校、広島市立大)
・「社会学研究」(琉球大)
・「現代社会学」(愛知県立大)
・「教育学原論/特論」(琉球大)
研究活動
私の研究テーマの柱は沖縄です。沖縄について研究する際の枠組みが社会学で、方法が参与観察です。
学者の端くれとして、自身の立場性を自覚すること、そして自身に都合の悪いことを直視することは外せないことだと考えています。
和光3分大学
和光3分大学