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> 中田 崇
(最終更新日 : 2024-07-29 14:35:49)
ナカダ タカシ
NAKADA Takashi
中田 崇
所属
和光大学 現代人間学部 人間科学科
職種
教授
研究業績
著書・論文歴
経歴
学歴
職歴
現在の専門分野
所属学会
社会活動
社会における活動
研究課題・受託研究・科研費
その他
教育活動
研究活動
和光大学リポジトリ
著書・論文歴
2023/10
著書
『アメリカ文学入門』新版 (第16号) (共著)
2023/05
著書
『アメリカ文化入門』新版 (共著)
2016/03
論文
「ユダヤ系移民とティン・パン・アレー」 『和光大学表現学部紀要』 (第16号) (単著)
学歴
筑波大学大学院 文芸・言語研究科
筑波大学
早稲田大学
職歴
2021/04/01 ~
和光大学 現代人間学部 人間科学科 教授
2013/04/01 ~ 2021/03/31
和光大学 表現学部 総合文化学科 教授
2008/04/01 ~ 2013/03/31
和光大学 表現学部 総合文化学科 准教授
2004/04/01 ~ 2008/03/31
立命館大学 文学部 助教授・准教授
1999/04/01 ~ 2004/03/31
実践女子大学 文学部 助教授・准教授
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現在の専門分野
英米演劇, アメリカ大衆文化史 キーワード(英米演劇、アメリカ文化(アメリカ大衆音楽))
所属学会
~
日本アメリカ文学会
社会における活動
大塚英文学会 所属
筑波大学アメリカ文学会
研究課題・受託研究・科研費
2005 ~ 2006
「英米文学における<知識の枠組み>としての<ジオグラフィ>」 科学研究費補助金萌芽研究
2002 ~ 2005
「Epistemological Frameworkと英米文学」 科学研究費補助金基盤研究(B)
教育活動
・2008年4月、和光大学表現学部総合文化学科に准教授として着任。
・2013年4月、同教授。
表現学部総合文化学科では、「イギリス・アメリカの演劇」「ヨーロッパ・アメリカの音楽文化史」についての授業を担当している。
イギリス演劇については、ウィリアム・シェイクスピアの多様な解釈からサミュエル・ベケットに代表される不条理演劇まで、概論的な講義を行っている。アメリカ演劇については、ユージーン・オニール、テネシー・ウィリアムズ、アーサー・ミラーを中心に、20世紀演劇の重要劇作家とその作品を、時代背景、文化理論、文学思潮、社会事情などとの関係で論じる。その一方で、表現芸術の「演劇」とは別に、人間の日常生活における「演技」に着目し、我々の「日常的な演技」と「文化的・社会的通念(特にジェンダー意識)の形成」の関係性についても検討する。
音楽文化に関する講義では、東ヨーロッパ(バルカン半島)、フランス、イギリス、アイルランド、アメリカの地域音楽や民族音楽を広く扱う。また、欧米の大衆音楽・民衆音楽で用いられる楽器(構造、演奏法)や、西洋の音楽理論なども授業で取り上げる。
ゼミナール・卒業論文指導では、演劇一般と現代文化を対象とする研究と論文の指導を行っている。その他に外国語科目の「英語」、共通教養課程の「文化としての言葉」の授業科目を担当。
研究活動
「アメリカ」を基本に、二つの分野で研究を行う。
第一の領域はアメリカ演劇研究である。ユージーン・オニールやアーサー・ミラーの作品について、歴史や社会思想(特にジェンダー理論)を視野に入れながら考察を重ねている。イギリス演劇以上に「時事性」の強いアメリカ演劇を通して、アメリカン・ドリームの向こう側に存在する、アメリカの生々しい現実の諸相――移民、人種、階級、性差などの問題――を検討する。
第二の領域はアメリカの大衆音楽文化で、近年はこちらの研究に重点をおいている。具体的には、19世紀の楽譜音楽、ミンストレル・ショーから20世紀のジャズ成立に至るまでのアメリカ音楽文化の歴史的検証と、現在のアメリカにおける「移民音楽」「地域音楽」の考察に取り組む。「音楽メディア」や「楽器」がいかに音楽文化を形成し、その一方で、音楽文化がいかに新しい楽器やメディアを生み出したのか。移民たちの音楽文化に「同化」と「差異化」の問題をどのように読み取ることができるのか。また、こうした従来の社会史的・文化史的アプローチに加え、西洋音楽理論や音楽の記譜法も考察に組み入れている。
さらにこの数年は、「演劇」「音楽」といった既存の枠組みにとらわれず、「興行」をキーワードに「大衆パフォーマンスの文化史」へと研究の領域を広げつつある。大道芸、路上音楽演奏(広告、儀式祭礼)、演芸、見世物など、従来の「芸術」の範疇から除外されていた市井の文化について、階級や民族の問題も視野に入れて調査・考察する。
和光大学リポジトリ
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