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> 遠藤 朋之
(最終更新日 : 2024-07-22 23:25:30)
エンドウ トモユキ
ENDO Tomoyuki
遠藤 朋之
所属
和光大学 表現学部 総合文化学科
職種
准教授
研究業績
著書・論文歴
学会発表
経歴
学歴
職歴
現在の専門分野
所属学会
社会活動
委員会・協会等
その他
教育活動
国際学術交流
研究活動
和光3分大学
著書・論文歴
2024/06/30
論文
「詩における “Design”、つまり “Form” を考える」、〈特集〉「場所のリアリティ—アメリカ社会とソーシャル・デザイン」というタイトルのシンポジウム報告論文 『アメリカ文学』 85,12-21頁 (単著)
2024/04
著書
「詩においては、音が意味を作る」 『現代詩手帖』 2024年 (4月号),123-124頁 (単著)
2023/03/31
著書
「Aya Yoshida, American Measure: William Carlos Williams’s Vision of Free Verse」 『アメリカ文学研究』 (59号),21-25頁 (単著)
2022/07/15
著書
「世界文学の視点から西脇順三郎を考える」 『みらいらん』 2022年 (10号),82-101頁 (共著)
2022/02/22
著書
“The Relation of ‘Ez Po’ and ‘Kit Kat,’ and How Shuri Kido Appears” Ezra Pound Review (24号),21-37頁 (単著)
全件表示(18件)
学会発表
2018/03
城戸朱理による「基調講演」の質問者、および通訳。 (Ezra Pound and Japan)
2016/06
「イギリス・アメリカ文学史補遺--英米文学のなかの非英米文学--」 (日本英文学会関東支部シンポジウム)
2015/12
「ロック詩人:歌詞を詩として読むこころみ」 (日本アメリカ文学会東京支部シンポジウム)
2014/10
「地理的想像力の変遷―PoundからSnyderへ」 (日本アメリカ文学会全国大会)
2014/03
「パウンドとのやりとり―『詩篇1』の読み方・訳し方・楽しみ方を探る」 (日本エズラ・パウンド協会第35回大会ワークショップ)
学歴
*
法政大学大学院 人文科学研究科 英文学専攻
職歴
2010/04/01 ~
和光大学 表現学部 総合文化学科 准教授
2008/04/01 ~ 2010/03/31
和光大学 表現学部 総合文化学科 講師
現在の専門分野
キーワード(エズラ・パウンド以降の英語詩、日英比較詩学)
所属学会
~
日本英文学会
1991/04/01 ~
日本エズラパウンド協会
1991 ~
日本アメリカ文学会東京支部
2008/04/01 ~ 2010/03/31
∟ 世話人
2010/04/01 ~ 2013/03/31
∟ 幹事
全件表示(6件)
委員会・協会等
2014 ~
日本エズラ・パウンド協会 大会運営委員
教育活動
・2008年4月、和光大学表現学部総合文化学科に、「ことばの詩学」その他担当の講師として着任。
主にアメリカのモダニズム以降の詩を扱っている。 Ezra Pound、 T. S. Eliot といったモダニストから、Gary Snyder、 Allen Ginsberg といったポスト・モダニストへの流れなどを考える授業を展開している。とはいえ、詩は詩である。言語は違っても「詩(うた)」であることには変わりはない。「英語詩が専攻だからと言って、自国の詩に関心を持たないのは、芸術的不感症だ」という、恩師、金関寿夫氏のことばを忘れることなく、英語詩の授業でも、西脇順三郎、田村隆一、ナナオ・サカキといった詩人の作品、さらには、サカキの手になる小林一茶の英訳、ネイティヴ・アメリカン(いわゆるアメリカ・インディアン)の詩、また、パウンドの唐詩の英訳なども扱う。音楽においても「ポエジー(詩的なるもの)」はある。ジャマイカ出身のレゲエ・ミュージシャン、ボブ・マーリィやその他のレゲエ・ミュージシャン、また、ポップ・ミュージックやロック・クラシックスの歌詞も授業で取り上げる。それも、単に歌詞を読むだけではなく、例えばマーリィであれば、T. S.エリオットを教祖とした「新批評(New Criticism)」の基準と照らし合わせても見劣りせず、なおかつ、更にその先へと開いていった詩人として読み解くこともしている。17年度は、2016年にノーベル文学賞を受けたボブ・ディランの授業も、ディランに影響を与えたウディ・ガスリー、そしてディランの後継者と目されるブルース・スプリングスティーンの歌詞を絡めながら展開している。
国際学術交流
特になし。とはいえ、個人的には、多くの海外の詩人たちと交流をしている。
研究活動
メインのフィールドは、何と言っても、アメリカ現代詩だ。「現代詩」とは、 “Modern Poetry” の訳であり、 “Modernism” とは20世紀前半に起こった芸術全般にわたる運動のことであるから、20世紀前半の詩がフィールドである。とくに、Ezra Poundを中心に研究している。とはいえ、「芸術的不感症」であってはいけない。「パウンド・トラディション」の詩人たち、とくに Gary Snyderや Allen Ginsberg、Jack Kerouac、ナナオ・サカキなどのビート詩人は、熱心に読んでいるつもりである。最近は、パウンドに始まる詩人たちの作品に共通する「時間の空間化」というテーマを中心に研究している。それと並行して、「メッセージ」に重きを置いた歌詞と詩を扱う。「メッセージ」と「詩」の違いはどこにあるのか、それを探っている途中である。
和光3分大学
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