|
ヒロ マサキ
HIRO MASAKI
廣 正基 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 教授 |
|
| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 1992/11 |
| 形態種別 | その他 |
| 標題 | 自律神経機能に及ぼす鍼治療効果の検討-体位変換試験、心拍変動係数による検討- |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載誌名 | シルバー鍼灸等調査研究報告書(平成4年) |
| 掲載区分 | 国内 |
| 担当範囲 | 調査、データ解析を担当した。 |
| 著者・共著者 | 矢野 忠 中村 満、山田伸之、廣 正基、石崎直人、江川雅人、岡本芳幸、渡辺一平、福田文彦、梶山静夫 |
| 概要 | 鍼治療が高齢者の恒常性保持機能の維持回復に有用であるか否かを検討するために、自律神経機能(体位変換試験、心拍変動係数)を指標に検討した。その結果、体位変換試験においては、心拍数ならびに血圧の反応は加齢による生理的範囲内で、鍼治療は正常な状態に対してほとんど影響せず、正常状態を維持することが示された。また、心拍変動係数については、疾患を有しない高齢者では、鍼治療によりCV-RRの上昇が認められ、副交感神経機能を高める作用を持つことが示唆された。これらのことより、鍼治療は高齢者では自律神経機能からみると健康維持あるいは予防的なレベルで効果が期待できることが示された。 |