フクイ　ケンコウ   福井　建皓    所属   保健医療学部 救急救命学科    職種   助教
言語種別	日本語
発行・発表の年月	2022/10/30
形態種別	研究論文
査読	査読あり
標題	Annual improvement trends in resuscitation outcome of patients defibrillated by laypersons after out-of-hospital cardiac arrests and compression-only resuscitation of laypersons
執筆形態	共著
掲載誌名	Resuscitation
掲載区分	国外
出版社・発行元	ELSEVIER IRELAND LTD
巻・号・頁	183
総ページ数	7
著者・共著者	吉元　弘、福井　建皓、西本　泰久、久保山　一敏、大石　泰男、関根　和弘、平出　敦
概要	心停止の現場に居合わせた者（バイスタンダー）が除細動を行った心停止患者に対してバイスタンダーのパフォーマンス、特にバイスタンダーが行った心肺蘇生法（胸骨圧迫のみの心肺蘇生法 vs 人工呼吸を含む現行の標準的心肺蘇生法）の効果を比較検討することを目的とした。 　胸骨圧迫のみの CPR の割合は 2012 年から劇的に増加し、それ以降 50％を超えた（P<0.001）。 　良好な蘇生結果を得た症例の割合も年々増加した（P<0.001）。ロジスティック回帰分 析により、現行の標準的 CPR に対する胸骨圧迫のみの CPR の社会復帰率に対する調整オッズ比は 1.23 であり、95%信頼区間は 1.13～1.34 であった。逆確率重み付け法による検討でも、良好な転帰について、胸 骨圧迫のみの CPR が現行の標準的 CPR より優れていた（P＜0.001）。