タカギ カツヒロ
Katsuhiro.TAKAGI
髙木 勝広
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
| 発表年月日 | 2009/03 |
| 発表テーマ | AMP-activated protein kinase 活性化シグナルと SHARP-2 遺伝子の発現 |
| 会議名 | 日本農芸化学会2009年度大会 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | 口頭(一般) |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 発表者・共同発表者 | 共著者:髙木勝広、浅野公介、羽石歩美、山田一哉 |
| 概要 | ラット enhancer of split- and hairy-related protein-2 (SHARP-2) は、E box 配列 (5’-CANNTG-3’) に結合する転写抑制因子である。私どもは、ラット肝において、インスリンにより誘導された SHARP-2 が糖新生系酵素のホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ (PEPCK) 遺伝子の発現を抑制すること、また、ラット高分化型肝癌細胞株 H4IIE 細胞において、緑茶成分の epigallocatechin gallate (EGCG) 処理により早期に SHARP-2 遺伝子の発現が誘導されることを報告してきた。本研究では、SHARP-2 遺伝子の発現における AMPK の関与について検討した。
はじめに、AMPKの活性化剤 (AICAR) で H4IIE 細胞を処理したところ、SHARP-2 遺伝子の発現が早期に誘導されることが明らかになった。次に、AMPK経路を活性化するといわれている過酸化水素による酸化ストレスや亜ヒ酸による化学ストレスが、SHARP-2 遺伝子の発現に及ぼす影響について検討した。その結果、いずれのストレスも濃度依存的に SHARP-2 mRNA の発現を早期に誘導することが明らかになった。 担当部分:研究の遂行者および発表者 |

