アオキ ユウジ
Yuji.AOKI
青木 雄次
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2023/07 |
| 形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | 日本の高齢者における入浴、転倒、誤嚥による事故死の最新動向に関する研究 |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 地域総合研究 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 松本大学地域総合研究センター |
| 巻・号・頁 | (24),91-97頁 |
| 総ページ数 | 7 |
| 担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
| 著者・共著者 | 青木雄次 |
| 概要 | 厚生労働省から発表されている不慮の事故死の2001年から2021年の変化について考察した。高齢者の事故死の3大死因となる浴槽内溺死、平面上転倒死および食物誤嚥窒息死については、人口の高齢化に伴い死者数が増加傾向を示していた。日本特有の入浴習慣から浴槽内溺死が注目されており、ヒートショックよりも意識障害から溺水にいたる熱中症が、溺死の主な誘因となり得ると最近報告された。また、松本広域消防局による浴槽内水没救急搬送をみると、冬季の件数が多くなっていた。このように、地域高齢者における浴槽内溺死をはじめとする不慮の事故死に対し、啓発活動および予防対策が重要と思われる。 |

