ヤマモト カオル
Kaoru.YAMAMOTO
山本 薫
- 所属 松本大学 人間健康学部 スポーツ健康学科
- 職種 准教授
| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2015/12 |
| 形態種別 | 単行本(学術書) |
| 標題 | スタミナを科学する ~運動生理学的視点から~ |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 名桜叢書 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 公立大学法人名桜大学 |
| 巻・号・頁 | 2 |
| 概要 | ヒトは、マラソンのようなきつくて長い時間運動を行うと、最後は疲れ切って運動を止めてしまう。また、重いバーベルを繰り返し持ち上げていると、腕の筋力が疲労して持ち上げられなくなる。このように疲労に至る過程には、長期的なものと短期的なものなど、異なるタイプがある。
一般的に疲労は、「一、つかれること。くたびれること。二、生体がある機能を発揮した結果,その機能が低下する現象。つかれ。」(大辞林) と定義されているが、好きなことをしているときは疲れを感じないことが多く、嫌なことではすぐに疲れを感じてしまうなど、未だにその実態については不明なことが多く、私たちは何気なく疲れたと言うが、それは疲労の本質を指しているのではなく、疲労という現象をみているにすぎない。そこで疲労のタイプを限定し、長時間に渡る運動中のスタミナの正体について、運動生理学という学問の視点で探ってみる。 |

