教員紹介 - 横山　俊朗 | 熊本保健科学大学

（最終更新日 : 2025-05-26 14:31:43）

ヨコヤマ　トシロウ TOSHIRO YOKOYAMA
横山　俊朗

所属保健科学部医学検査学科

職種教授

専門分野
検査医学, 臨床細胞診断学, その他キーワード(細胞診断学・細胞診断学・生物形態計測学)

最終学歴
久留米大学大学院医学研究科医科学修士課程修了

保有学位
2005年 H17年.3月　修士（医学研究科医科学修士課程分野）
2005年　H17.11月　博士（医学）

免許・資格
国際細胞検査士（IAC）
特定化学物質および四アルキル鉛等作業主任者
細胞検査士
臨床検査技師
認定病理検査技師

メールアドレス

研究テーマ
フラクタル次元解析を用いた細胞形態評価に関する研究
医用画像処理システムに関する研究

著書・論文等
著書	診る眼を鍛える細胞診 5 分エクササイズ 5)乳腺編(3) Medical Technology 6,609-614頁 (単著) 2016/05
著書	診る眼を鍛える細胞診 5 分エクササイズ 4)乳腺編(2) Medical Technology 5,489-494頁 (単著) 2016/04
著書	診る眼を鍛える細胞診 5 分エクササイズ 3)乳腺編(1) Medical Technology 4,373-378頁 (単著) 2016/03
著書	細胞診ガイドライン2　乳腺、皮膚、軟部骨 (共著) 2015
著書	基礎講座乳腺穿刺吸引細胞診の診断精度 Medical Technology 11,1150-1153頁 (共著) 2014
全件表示（105件）

学会発表
2025/03/09	Quantitative Measurement and Visual Modeling of Cervical Cells Advancing Diagnostic Accuracy and Morphological Education in LSIL and ASC-US (12th Korea Japan Taiwan Cytotechnology Joint meeting)
2024/07/20	熊本県における心アミロイドーシス診断の現状評価についての検討と考察 (第49回日本超音波検査学会学術集会)
2024/06/30	右室-肺動脈UncouplingはATTR型心amyloidosisにおける予後予測に有用である (日本超音波医学会第97学術集会)
2024/06/30	僧帽弁形成術後の左房機能に関する検討 (日本超音波医学会第97学術集会)
2024/06/16	術前検査で偶然見つかったフィブリノゲン欠損症の一例 (第56回熊本県医学検査学会)
全件表示（207件）

特許
2005/06/10	医用画像処理システム（JP2005010693）

所属学会
	熊本県臨床細胞学会
2024 ～ 2025	∟ 理事
	日本医療検査学会
	日本細胞学会九州連合会学会
2008/07 ～	∟ 査読委員
全件表示（18件）

講演等
2017	乳腺の病変別細胞診と画像解析 (サクラファインテックジャパン)
2010	病理の現場から ―細胞診を中心に－
2008	乳癌患者の予後予測のための核クロマチン形態評価方法の開発 (国際バイオフォーラム（東京ビックサイト）)
2008	乳癌患者の予後予測のための核クロマチン形態評価方法の開発 (パシフィコ横浜)
2005	乳腺領域のピットホールについて (福岡)

その他
2023/04 ～	第61回日本臨床細胞学会秋期大会　コアプログラム委員
2022/04 ～	医療関連サービスマーク制度専門委員会
2017/04	第56回日本臨床細胞学会秋期大会コアプログラム委員会
2016/05 ～	国立大学法人熊本大学医学部保健学科
2016/05	日本臨床細胞学会細胞検査士会５０周年記念事業会委員
全件表示（30件）

研究紹介
フラクタル次元解析を用いた細胞検査研究では、細胞の形態や構造に潜む複雑なパターンを数値化し、従来の手法では捉えきれない異常や微細な変化を検出することを目指します.　細胞の形状や分布は一見ランダムに見えますが、フラクタル次元を用いることで、その背後にある自己相似性や非線形的な構造を精密に分析できます.　この研究により、がん細胞や異常細胞の評価が可能となり、診断精度の向上が期待されます.　また、こうした解析手法は、生物学的な複雑系の解明に貢献し、医療のみならず広範な分野での応用が見込まれます.　本研究は、フラクタル次元解析を通じて、細胞というミクロな世界から複雑系全般への理解を深める一助となることを目指して研究を行っています.