教員紹介 - 松原　慶吾 | 熊本保健科学大学

（最終更新日 : 2025-06-04 13:52:55）

マツバラケイゴ Keigo Matsubara
松原　慶吾

所属保健科学部リハビリテーション学科言語聴覚学専攻

保健科学研究科保健科学専攻

職種准教授

専門分野
社会系歯学, リハビリテーション科学・福祉工学キーワード(サルコペニア、摂食嚥下障害、予防リハビリテーション、嚥下圧)

最終学歴
熊本大学医学教育部医学専攻（博士課程）卒業

保有学位
博士（医学）

免許・資格
言語聴覚士免許
健康運動実践指導者
日本嚥下医学会認定嚥下相談員
高齢者の発話と嚥下の運動機能向上プログラム(MTPSSE)認定講師

研究テーマ
嚥下関連筋群のサルコペニアの経時的変化の検討

著書・論文等
論文	言語聴覚士教育における臨床実習後客観的臨床能力試験の開発言語聴覚研究 22 (1),44-56頁 (共著) 2025/03/15
論文	超音波検査による嚥下関連筋の量的・質的評価の信頼性言語聴覚研究 21 (4),480-488頁 (共著) 2024/12
論文	言語聴覚士養成課程の学生と若手言語聴覚士における自己効力感の比較言語聴覚研究 20 (4),320-326頁 (共著) 2023/12/05
論文	摂食嚥下障害の最新のトピックス：機器を用いたアプローチ　総説　マノメトリーディサースリア臨床研究 13 (1),68-74頁 (共著) 2023/12/01
論文	老嚥が疑われる高齢者の特徴～サルコペニア・嚥下関連筋のサルコペニア・口腔機能・栄養状態との関連～日摂食嚥下リハ会誌 27 (1),53-60頁 (共著) 2023/04/30
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学会発表
2025/05/18	若手言語聴覚士における自己効力感と職業継続意思の関連性 (第51回日本コミュニケーション障害学会学術講演会)
2025/03/22	若手言語聴覚士が経験するリアリティ・ショックの現状と影響 (第13回日本言語聴覚士協会九州地区学術集会鹿児島大会)
2025/03/22	前縦靱帯骨化症患者一例に対して行った嚥下リハビリテーション (第13回　日本言語聴覚士協会　九州地区学術集会　鹿児島大会)
2025/02/21	高校生と大学生が介入の主体となって健康寿命延伸に取り組む「阿蘇プロジェクト」の効果の検証 (第48回日本嚥下医学会総会ならびに学術講演会)
2024/12/01	介護予防事業への参加が理学療法学生の就職希望施設と介護予防に対する理解、興味、意欲に及ぼす影響 (第26回熊本県理学療法士学会)
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受賞歴
2024/05/19	日本ディサースリア臨床研究会会長賞

受託研究・競争的資金
2018/04 ～ 2022/03	嚥下関連筋群のサルコペニアの経時的変化の検討若手研究
2021/04/01 ～ 2025/03/31	オーラルフレイルと嚥下関連筋サルコペニアの経時的変化との関連について若手研究
2021/04/01 ～ 2022/03/31	言語聴覚士に必要な臨床能力を評価できる「言語聴覚士のための臨床実習後OSCE(advanced OSCE）その他の補助金・助成金
2012 ～ 2013	高解像度マノメトリ(ManoScan)による正常嚥下動態とリハビリテーション手技の研究その他の補助金・助成金平成24年度（第6回）音声言語医学に関する研究助成

所属学会
	日本言語聴覚士協会
	日本音声言語医学会
	日本嚥下医学会
	熊本県言語聴覚士会
	日本ディサースリア臨床研究会
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委員・役員等
2023/01/08 ～ 2025/07	日本言語聴覚士協会　OSCE実施方法作成委員会委員 OSCE実施方法作成委員会委員
2022/09/16	日本ディサースリア臨床研究会ミニレクチャー実行委員長
2022/09/16 ～	日本ディサースリア臨床研究会学術部編集委員会副委員長
2022/09/16	日本ディサースリア臨床研究会副会長
2022/09/16	日本ディサースリア臨床研究会広報・渉外部部長
全件表示（13件）

講演等
2024/11/01	高校生と大学生が介入の主体となって健康寿命延伸に取り組む「阿蘇プロジェクト」の効果の検証 (熊本保健科学大学)
2023/01/23	地域における言語聴覚士の役割 (オンライン)
2022/11/10	サルコペニア、フレイルに対するアセスメントと訓練アプローチ
2022/09/23	食道癌術後患者における頸部屈曲位がもたらす効果の機序
2022/02/04	フレイル・サルコペニア～口腔機能を中心に～ (オンライン研修)
全件表示（23件）

その他
2023/09/02 ～ 2023/09/03	第29回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会　一般演題ポスター発表3 高齢者座長
2023/01/28 ～ 2023/01/29	第11回九州地区学術集会　熊本大会座長

メッセージ
在学生のみなさんへ私は2015年4月から本学でお世話になることになりました。これまでの教育の経験を生かし、言語聴覚士を目指す本学の皆さんのお手伝いができればと思っています。分からないことがあれば、いつでも気軽に質問や相談をしてください。言語聴覚士になる夢に向かって一緒にがんばりましょう。

研究紹介
食べること・飲み込むことの障害を摂食嚥下障害といいます。私たち言語聴覚士は、摂食嚥下障害がある方々が安全に少しでもお口から食事ができるように、食物を用いない基礎訓練（筋トレなど）と食物を用いて行う摂食訓練を併用してリハビリテーションを行います。リハビリテーションを行うことで、むせながら食事されていた方が、むせなく食事ができることをしばしば経験します（例えば、普段通りの姿勢で食事をすればむせますが、顎を引いて食事をするだけでむせが少なくなることがあります。）。私は、リハビリテーション手技の効果を明らかにすることを目標に、超音波検査や嚥下圧検査という機器を用いた研究に取り組んでいます。